2009年6月20日土曜日

新旧 17inch MacBook Pro のSpeed Test

MacWorldのサイトで新17inch Macbook proのSpeed testが公開されています.

MacBook Pro (17-inch, Mid 2009)       
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米国では,$2,799から$2,499へ300ドルの大幅値下げされてリファインされた,Macbook proの17inchモデル.今回CPUは2.66GHzから2.8GHz(up to 3.06 GHz)へ、そして最大HDD容量は500GBへ到達しました.

唯一アンチグレア液晶を選択出来ますし、ExpressCard スロットが引き続き残されています.

テスト結果としては、2.66 GHzのJan 2009モデルとの性能差はごく僅かな様です.また、iMac 2.66GHzモデルに僅かに及んでいません.(記事に詳細は書かれていませんでしたが、mbpのGPUはNVidia 9400Mでテストが行なわれてると思われます).





Apple CEO's Steve Jobs Had a Liver Transplant Two Months Ago

"Steve Jobs Had a Liver Transplant Two Months Ago"

MacRumorsからですが
The Wall street Journal reports that Apple CEO Steve Jobs received a liver transplant about two months ago to treat some ongoing complications from his previous pancreatic cancer:

Steve Jobs, who has been on medical leave from Apple Inc. since January to treat an undisclosed medical condition, received a liver transplant in Tennessee about two months ago. The chief executive has been recovering well and is expected to return to work on schedule later this month, though he may work part-time initially. (以上Mac Rumor誌から)

Apple CEOのSteve Jobes氏は膵臓癌からの合併症に対し、テネシーにて2ヶ月前に肝移植を受けた.Jobs氏は現在よく回復しており、予定通り今月末には,最初はパートタイムになりそうだが,職務に復帰出来る見込みである.(原文から中略) 

また専門家の意見として、「肝臓移植をした理由は,原発である膵臓がんの肝臓転移であるかもしれない.また、肝移植を受けた場合の正確な治癒率は議論のある所であるが、全ての原因の肝移植での5年生存率は約75%くらいであろう.」としている



幸いにもパートタイムではありますが,職務に復帰出来そうであるとの事.少しだけ安心しました.早く元気なJobs氏を見たいと言うのはAppleファンの願いではありますが,なるべく無理をされずに順調な回復を願いたいと思います.







2009年6月18日木曜日

New MacBook Pro speed tests

MacWorldのサイト上で
各種New Macbook pro (Mid 2009)と旧Macbook pro (Late 2008)のSpeed Testの結果が出ています.


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投稿はMacWorld誌のDirectorであるJames Galbraith氏.

"Overall, the new 13-, 15- and 17-inch MacBook Pros offer a very good speed boost over the respective models they replace—a boost that has more added value when you consider that the new laptops are priced lower than the older models they replace."

各New model共にCPUの性能アップされ、価格は旧モデルより安くなっており「買いでしょう」との事.

先日、13&15 inch Macbook proのSATAのスピード低下(3.0Mb/sから1.5Mb/s)が懸念されていましたが、この誌面上のテストは影響ない模様です.

"Check back soon for full reviews of these new systems, including battery life tests and more game scores. Also coming soon will be our review of the new MacBook Air models."

そして近日中に内蔵型バッテリーと3D?ゲームでの評価、さらにNew Macbook Airの評価をやるよ!との事.楽しみですね.




2009年6月17日水曜日

パズル系カジュアルゲーム「Ringle」をプレイしてみました.


Moonxseed」から6月初旬に発売されている、癒し系パズルゲームのiPhoneアプリ「Ringle」(230円)を購入してみました.

カラフルな「Stone」で構成される4連のリングを色を合わせて「Stone」を消していき、
中心のHoleへ得点となる「Stone」を導いていくシンプルなゲーム.
飽きずに、そして短時間でも楽しめるゲームだと思います.
Freeの「Ringle Lite」もありますよ.

[個人的評価]
癒し度:☆☆☆☆
役立ち度:☆
CP:☆☆☆
おすすめ:☆☆☆☆
難易度:☆☆☆
総合評価:☆☆☆☆(リングを回すのにやや、慣れが必要かも?)

プレゼンに使うアプリ その2(画像編集)

昨日のエントリー「プレゼンに使うApplication その1」の続きです.

昨日は「Lineform」を簡単なイラスト作成に使う所まででした.

Lineform」で作成したイラストは、背景を透明に設定します.それ以上いじらない時には透過レイヤーが使える「PNG」形式で、Illustrator等でさらに手を加える時には「EPS」形式で書き出して使っています.

例えば、発表の「Material and Methods」の部分でフローチャートでの図示が明解と思われる時は「Omnigraffle Professional 5」を利用しています.このソフトはなんとベジェ曲線も使えます.
Pro版の機能追加としては、「図形の合成」「表の作成」「複数のページの管理」が可能で、また互換性としては「Microsoft Visio」やPDFのデータを扱える事もあり、Pro版がオススメです.さらに簡単なイラスト作成やプレゼンも出来てしまう高機能なソフトです.
以前はMacbook proにバンドルされていたそうですが、iWorkファミリーに「Bento2」と共に加わればあの「Apple Works」の様ないいソフトの出来上がりです.


デジタルカメラで撮った写真はRAW画像ソフト「Apeture 2」で取り込み、一括管理した後、露出やコントラスト、そしてカラーバランスの調整をしています.
私はまだ多機能な「Aperture 2」の機能の殆どを使いこなしていません.

最近覚えて、素晴らしいと思ったのが表示メニューの中にある「ホットエリアとコールドエリアをハイライト」という機能です.この機能を使うと露出オーバーとアンダーの部分を赤と青で表示し、その範囲を確認しながら露出調節出来る優れもので初心者には非常に使いやすい機能ですね.ここで、ある程度RAWデーターを調節して「TIFF」形式で出力しています.

電子顕微鏡写真、各種実験結果の画像も「Aperture 2」を使って管理と微調整を行なっています.競合するソフトとして「Photoshop Lightroom」がありますね.私は「Ps Lightroom」は使った事がないのですが、打倒Apertureを目指してAdobeが作っただけあり非常に良い出来だそうです.後はユーザーの好みと値段差で好きな方を使えば良いのだと思います.
論文投稿などでPictureの詳細な解像度、画像ファイルサイズが指定されている時にはやはり「Photoshop CS4」を使っています.もちろん私程度の用途ではCS4を持つ必要は全くなく、「Ps Elements 7」でも十二分だと思っているのですが、先輩から譲っていただいたCS版でPhotoshopデビューを果たした事もあって、見栄だけで7年ぶりに高価なCS4版を購入しました.最新のCS4ではIntel Mac とOS Xに最適化されているのでCSよりも処理が高速になりました.
データーの出力は「Keynote」や「PowerPoint」に貼付ける時はそのまま「PSD」形式でも問題なく貼付けられますが、データが重くなってしまう時には「TIFF」、さらに「JPEG」に軽量化して使用する事が多いです.

こうして、イラストと画像関係は4つのソフトを使って準備をするようになりました.
全てAdobe製品で行なえば「Adobe Bridge」というソフトを使って一時的に作成途中のデータを管理してシームレスに作業を行えるのですが、面倒くさがりな私は「作成中」というフォルダーをDesktopに設けてその中にどんどん保存して行く様な原始的な方法を使っています.

では、また長くなりましたので続きは次回に.


Mid2007 Macbook proの体力測定(SSD、6GBメモリーの効果判定)

現在、メインで使用中のMacbook pro 2.4GHz.

現行のEarly 2009モデルから数えると4世代前のモデルになってしまいました.


ちなみにこのMBP、デフォルトのSpecですが.

 Intel Core2 Duo 2.4GHz (Santa Rosa), 4MB L2キャッシュ

 2GB DDR2 667GHz メモリー

 nVidia8600GT 256MB

 160GB 5,400rpm SATA HDD でした.


現在では少し手を加え、6GBのメインメモリー、256GBのSDDへ換装されております.SDD換装してからXbenchを採っていなかったので、今更なのですがXbenchを使って体力測定をしてみました.


5回測って大体Scoreは140-160の間で、ほぼ平均に近いものを下に載せました.


換装した「Super Talent製のSDD」は公称最大書き込み150MB/s, 最大読み込み100MB/sでしたが、ほぼカタログ通りの速さが出ています.Disk Testの中では、連続&ランダム共にTotalではHDDに比べ2〜3倍の高得点、そしてRandam Readの爆速ぶりが光ります.

HDDだった時に採ったXbenchのデータが見つからないので、Vintage Computerさんで紹介されていた比較記事を参考にして見るとかなり速くなっています.


現在ではPhotoFastから、読み込み200MB/s, 書き込み160MB/sという爆速SDD が出ており気になります.SDDとは言え、128GBではメインマシーンに搭載するのは容量の面からかなりつらいので、もっと値段が下がって256GB以上のモデルが出たら物欲リストの上位にくる事は間違いないです.



Results 154.10


[System Info]

Xbench Version 1.3

System Version 10.5.7 (9J61)

Physical RAM 6144 MB

Model MacBookPro3,1

Drive Type FTM56GL25H


[CPU Test 148.63]

GCD Loop 276.73 14.59 Mops/sec

Floating Point Basic 133.62 3.17 Gflop/sec

vecLib FFT 109.39 3.61 Gflop/sec

Floating Point Library 149.84 26.09 Mops/sec


[Thread Test 228.57]

Computation 201.63 4.08 Mops/sec, 4 threads

Lock Contention 263.83 11.35 Mlocks/sec, 4 threads


[Memory Test 161.86]

System 168.20

Allocate 266.05 977.03 Kalloc/sec

Fill 137.30 6676.00 MB/sec

Copy 147.19 3040.07 MB/sec

Stream 155.98

Copy 146.19 3019.45 MB/sec

Scale 145.10 2997.67 MB/sec

Add 168.31 3585.32 MB/sec

Triad 167.50 3583.15 MB/sec


[Quartz Graphics Test 189.76]

Line 176.51 11.75 Klines/sec [50% alpha]

Rectangle228.69 68.27 Krects/sec [50% alpha]

Circle 183.34 14.94 Kcircles/sec [50% alpha]

Bezier 182.32 4.60 Kbeziers/sec [50% alpha]

Text 186.16 11.65 Kchars/sec


[OpenGL Graphics Test 156.17]

Spinning Squares 156.17 198.11 frames/sec

[User Interface Test 296.49]

Elements 296.49 1.36 Krefresh/sec

Elements 296.49 1.36 Krefresh/sec


[Disk Test 76.35]

Sequential 92.67

Uncached Write 142.37 87.42 MB/sec [4K blocks]

Uncached Write 135.92 76.90 MB/sec [256K blocks]

Uncached Read 40.94 11.98 MB/sec [4K blocks]

Uncached Read 229.47 115.33 MB/sec [256K blocks]


Random 64.91

Uncached Write 19.17 2.03 MB/sec [4K blocks]

Uncached Write 142.08 45.49 MB/sec [256K blocks]

Uncached Read 1605.55 11.38 MB/sec [4K blocks]

Uncached Read 558.58 103.65 MB/sec [256K blocks]

2009年6月16日火曜日

プレゼンに使うApplication その1

現在留学中で実験とペーパーワーク中心の生活を送っています.
ここ数年で使用するアプリケーションも試行錯誤を重ね、大幅に変わりまた.学会場でPresentationをする機会も増え、その準備をこなして色々失敗しながら現在のスタイルが少しずつ固まって来ました.もちろん、Apple KeynoteのPodcastをプレゼン直前に見てイメージ学習もしています.ジョブズのプレゼンは素晴らしいですが、その陰には綿密な練習の成果があるのは言うまでもありません.

さてPresentationを行なう時に、私の場合現在どんなソフトを使っているか、まとめてみました.


[基本原稿作り]
1. Pages (Word):原稿書き
2. Scrivener: 原稿書き用ソフト
3. Numbers (Excel):データー管理

[Table, Figure, イラストなどの作成]
4. Freeverse Lineform: 手軽なベクタードローイングソフト
5. Omnigareffle Pro 5: チャート図の作成用
6. Aperture 2: Picture 取り込み&Raw画像からの露出等調節
7. Photoshop CS4:写真などの画像解像度など調節
8. Delta graph :グラフ作成ソフト
9. JMP 7.0:統計処理及び、グラフ作成.

[最終出力のアプリ]
10. Adobe Illustrator CS4:ポスター
11. Keynote (Power point):口演スライド



今回は大まかな流れをまとめてみました.

まず、原稿作成ですが以前は「Word 2004」一本でした.iWork08からは「Pages」で全てをこなしています.現在は「Pages 4.02」です.もちろん機能的にはWordには適いませんが、シンプルで安定している事、フルスクリーンモードにすると余計なツールバーを視界から消して集中して作業出来るところが気に入っています.唯一、改善してほしい点は自動セーブがない所で、気を使ってまめに保存しなくてはいけない所です.後は、どうしても周囲のユーザーは「Word」が大多数なので、Word形式で保存してデータのやり取りをしなくてはいけない手間があります.

Scrivener」は、簡単に言うと「Story Mill」の簡易版みたいないわゆる原稿書き支援ソフトです.メモのように文章の断片を貼っておきそれらを組み合わせて文章を少しずつ組み上げて行く便利なソフトで、中々筆が進まない「ものぐさ」な人には助かる便利なものです.私は、どうしても頭の中がまとまらない時だけ使っていますが、まだこれだけで原稿を仕上げるまでは使いこなしていません.価格も40ドル前後と安価で、買ってみても損はないと思います.もちろん体験版もあります.

データ管理や簡単な統計処理には、iWork 09の「Numbers 2.02」を使います.Ver.2になってからはExcelは基本的にあまり使わなくなりました.何よりもAquaインターフェースを使用した美しい画面はビジネスライクなExcelよりも楽しく作業が出来ます.デフォルトのTableデザインも見やすく、グラフもこれぞApple純正ソフトといった綺麗なグラフが簡単に描画出来ます.ただし、Numbersのグラフはお洒落すぎて学会発表やモノクロが基本の論文投稿には向いていないかもしれません.

Presentationのハイライトとなる、スライドやポスターに載せるイラストは、以前Deneba社の「Canvas 8」を使用していました.しかし、ACDにDenebaが買収されてからのCanvas 10以降は非常に不安定なアプリとなってしまい、最新版のCanvas 11にいたってはWin版だけの発売となってしまいました.この決定に残念な思いをしているCanvas ユーザーは多いと思います.Canvas はPhotoshop+Illustrator+InDesign+CADソフトを合わせて4で割ったような優れたソフトです.Mac版の再販を心から望むソフトですね.

現在は、イラストはFreeverse社の「Lineform」を愛用しています.安価(購入時79$)で簡単なイラスト作成であれば初心者でも1日あればそれなりのものが作れるようになります.
本国のサイトには楽しく学べるビデオチュートリアルもあり、付属のPDFマニュアルも日本語
で親切です.

長くなりましたので、続きは次回に.




↑「Lineform」のシンプルな操作画面



↑「Scrivener」の編集画面、Post Itにメモった文章を貼っておきそれを参照しながら文章を仕上げて行きます.値段を考えれば非常に高機能なソフトです.






2009年6月15日月曜日

Macにもよく似合うComputer Cartsメーカー "Anthro"


Macworld誌を見ていると、記事も楽しいのですが日本では余り見慣れないメーカーの広告記事も大事な情報源になります.それらを眺めているのも楽しいのですが、その中で気になったものを一つ.

"ANTHRO"というメーカーが作る、Creativeな人たちに向けの「Console Unit」というパソコンデスクです.

円弧を描くデスクと高さ調整可能なキーボードサブデスクが加わり、モニターを幾つも使う様な用途に適しています.また、豊富なオプションの中でメインデスクを上に追加して二段構成にする事も可能です.
↑ 「ANTHRO」社の"Console unit"

「Computer Carts」のメーカーとサイトにも銘打ってあるように、このデスクはキャスター付きで室内での容易な移動が可能で、デスクトップ本体も左右どちらかの側面にあるホルダーに格納出来るようになっておりデスク上スペースも効率良く使えそうです.

日本では、発売されていない様なのですが是非導入されてほしいメーカーです.

↑二段デスクトップにして、マルチモニター&スピーカーもすっきり.

Macbook ProのSATA速度



「リンゴが好きでぃす♪2.0」さんの、新MacBook Pro 13"&15"、SATAは低速化されていた…」という記事で知ったのですが、

Mac Rumors6月14日付けの記事、
Interface」が話題になっていますね.以下抜粋記事
1.) It appears nearly certain that the new 13" and 15" MacBook Pros are all reporting a SATA interface running at 1.5Gb and not the faster 3.0Gb rate that has been in pretty common use for the last few years. These new models have the Secure Digital (SD) slot and also appear to have redesigned motherboards. (Mac Rumors)

Macbook proシリーズのSATAインターフェイスの転送速度がLate 2008モデルの3,0GbからMid 2009は1,5Gbへ変更されている様です.ちなみにWhite Macbookは変更なしの3,0Gbのままだそうです.
Appleの技術仕様ページではこの変更を見つける事が出来ません
でしたが、色々ネットで調べてみると「Tsugawa. Tv」さんのページでペンチマークの結果が紹介されていました.
Apple、新しい「13″/15″ MacBook Pro」SATAインターフェースを3.0Gbitから1.5Gbitへダウングレード

旧13inch Macbookと13 inch Macbook Proへより高速なSSDを搭載してのベンチマークテスト.
数値上のデータ転送速度では、旧Macbookが優位な結果が
出ています.

↑ 旧13inch Macbook


↑ 新13inch Macbook pro
(2つともMac Rumorsより転載しました)


CPUのクロックアップでLate 2008のMacbook Proより軒並み性能upした今回のMid 2009 MBPモデル.HDDからSSDへの換装は値段も以前より手頃になり、効果的なupgradeの手段の一つですが性能の伸び幅はPrevious Modelの方が大きいのかもしれません.

短命に終わってしまったLate 2008 Macbookですが、SSD換装すると、現行13 inch Macbook Pro SSDモデルに負けない速さを手に入れられるかもです.
Previousモデルがどんどん値下げされていますので、SSDの換装を将来的に視野に入れられている方(私もそうなのですが)は先代モデルをお手頃価格で手に入れるのも一つですね.
また、機種選びが楽しくなりそうです.





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