2009年6月17日水曜日

プレゼンに使うアプリ その2(画像編集)

昨日のエントリー「プレゼンに使うApplication その1」の続きです.

昨日は「Lineform」を簡単なイラスト作成に使う所まででした.

Lineform」で作成したイラストは、背景を透明に設定します.それ以上いじらない時には透過レイヤーが使える「PNG」形式で、Illustrator等でさらに手を加える時には「EPS」形式で書き出して使っています.

例えば、発表の「Material and Methods」の部分でフローチャートでの図示が明解と思われる時は「Omnigraffle Professional 5」を利用しています.このソフトはなんとベジェ曲線も使えます.
Pro版の機能追加としては、「図形の合成」「表の作成」「複数のページの管理」が可能で、また互換性としては「Microsoft Visio」やPDFのデータを扱える事もあり、Pro版がオススメです.さらに簡単なイラスト作成やプレゼンも出来てしまう高機能なソフトです.
以前はMacbook proにバンドルされていたそうですが、iWorkファミリーに「Bento2」と共に加わればあの「Apple Works」の様ないいソフトの出来上がりです.


デジタルカメラで撮った写真はRAW画像ソフト「Apeture 2」で取り込み、一括管理した後、露出やコントラスト、そしてカラーバランスの調整をしています.
私はまだ多機能な「Aperture 2」の機能の殆どを使いこなしていません.

最近覚えて、素晴らしいと思ったのが表示メニューの中にある「ホットエリアとコールドエリアをハイライト」という機能です.この機能を使うと露出オーバーとアンダーの部分を赤と青で表示し、その範囲を確認しながら露出調節出来る優れもので初心者には非常に使いやすい機能ですね.ここで、ある程度RAWデーターを調節して「TIFF」形式で出力しています.

電子顕微鏡写真、各種実験結果の画像も「Aperture 2」を使って管理と微調整を行なっています.競合するソフトとして「Photoshop Lightroom」がありますね.私は「Ps Lightroom」は使った事がないのですが、打倒Apertureを目指してAdobeが作っただけあり非常に良い出来だそうです.後はユーザーの好みと値段差で好きな方を使えば良いのだと思います.
論文投稿などでPictureの詳細な解像度、画像ファイルサイズが指定されている時にはやはり「Photoshop CS4」を使っています.もちろん私程度の用途ではCS4を持つ必要は全くなく、「Ps Elements 7」でも十二分だと思っているのですが、先輩から譲っていただいたCS版でPhotoshopデビューを果たした事もあって、見栄だけで7年ぶりに高価なCS4版を購入しました.最新のCS4ではIntel Mac とOS Xに最適化されているのでCSよりも処理が高速になりました.
データーの出力は「Keynote」や「PowerPoint」に貼付ける時はそのまま「PSD」形式でも問題なく貼付けられますが、データが重くなってしまう時には「TIFF」、さらに「JPEG」に軽量化して使用する事が多いです.

こうして、イラストと画像関係は4つのソフトを使って準備をするようになりました.
全てAdobe製品で行なえば「Adobe Bridge」というソフトを使って一時的に作成途中のデータを管理してシームレスに作業を行えるのですが、面倒くさがりな私は「作成中」というフォルダーをDesktopに設けてその中にどんどん保存して行く様な原始的な方法を使っています.

では、また長くなりましたので続きは次回に.


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