2009年6月10日水曜日

独りぼっちになったWhite Macbookが、気になる.


昨日のWWDC2009でUnibody Macbook 13 inchが
Macbook pro ファミリーに格上げされて、MacbookはシリーズはWhiteカーボネイト筐体をもつ通称「White 2009」、この1機種だけになってしまいました.最新のunibodyモデルが発表されて以来.Apple storeでもお店の端っこに申し訳無さそうに置かれている「White Macbook」
が私の中で俄に気になって来ました.

2006年にiBook G4がIntel製CPUを採用して、Macbookと名
前を新たにややスリムになったbodyでデビューして約3年経過しました.2008年初頭に出たPenryn CPUを搭載したモデルは最も売れたApple 製パソコンであったそうです.個人的には上位機種として設定されていたBlack modelを買わなかった事に非常に後悔をしています.

さらにこの時期はAppleがuserを順調に増やしていっ
た時期にあたり、その1番の孝行息子であったのはMacbook、新規ユーザーでポリカーボネイトのMacbookでデビューした人は多いでしょう.

そんな、White Macbookがひっそりと1機種になっても、米国では1000ドルを切る価格で継続販売される事は喜ばしい事です.

私は、iBook G4 12 inchの最終モデルを所有してお
ります.現在でも故障知らずで一線を退き、両親の元でのんびりと老後を過ごしています.2005年に発売されたiBook G4 最終モデルですが、すでに「AirMac Extreme」「緊急モーションセンサー」「スクロールトラックパッド」が搭載され、CPUがPower PC 1.33GHz(L2 Cashe 512KB)+Mobility Radeon 9550 、メインメモリーは限度の1.5GBまで購入時に増設していました.もちろんOS X Leopardで快適な速さで動作します.余り速くないHDDでしたが、お陰で発熱やファンの騒音も静かでみんなが寝静まった夜間の作業もOKでした.唯一の欠点が外部出力がミラーリングのみの対応で解像度が1024×768と液晶と同じ解像度しか出力出来ない事で、この辺りはMacbook proと差別化されていましたね.

iBook G4を3年使って、2007年末に現在メインで使っている旧アルミMacbook pro (Mid 2007)へ移行しました.現在はメインメモリー6GB、HDDは256GBのSSDへ換装し性能を十二分に発揮させております.そして、昨年10月に現在のunibodyタイプMacbook proが発表されたのですが、その際に旧アルミボディーのMacbook proがもう買えなくなると考え、15inchの最終モデルを思い切って購入しました.現在はBackup用に週に一度「Mobile Me」で同期させ、何時何時メイン機が不調になってもほぼ同じマシンで作業が継続出来る様になりました.そのため安心感が生まれました.

こうして、自分の直近のMac購入歴を振り返ってみるとコレクター心理が大きく働いているようです.そして、話題を戻すと独りぼっちでひっそりラインナップに残された「White 2009」に心が動かされてしまいます.


↑このWhiteな可憐な横顔に、心を動かされてしまいます


MacBook (White 2009):6月現在の最新Specは
CPU:Intel core 2 duo 2.13GHz(L2 Cache 3MB, FSB1066MHz)
Main Memory:標準1GBx2 800MHzDDR2 (up to 4GB、8GBまで可能?
Display:13.3インチ 1,280×800(LED バックライトなし)
NVIDIA GeForce 9400MGPU
Mini-DVI ポート
HDD:120GB SATA;5400 rpm(up to 500GB:5400rpm)
8倍速SuperDrive
内蔵 10/100/1000BASE-T
AirMac Extreme(IEEE 802.11a/b/g/n)
Bluetooth 2.1 + EDR
内蔵iSightカメラ
FireWire 4001基、及びUSB 2.0ポート2基
High Definition Audio 光デジタル及びオーディオライン兼用の各入出力ポート
内蔵ステレオスピーカ、無指向性マイクロフォン
高さ2.75cm ×幅32.5cm×奥行き22.7cm、 重量2.27 kg
緊急モーションセンサー搭載

4GBへメモリー増設するとY118,880(ベース価格¥108,800)で
す.

液晶がLEDバックライトでない所、Backlite keyboardでない所、メインメモリーがDDR2 800MHzでややunibodyモデルと比べると見劣りしますが、それ以外はほぼ頑張って追いついて来ています.可憐な努力を続けている「White Macbook」.高級感こそアルミunibodyモデルに譲りますが、多少のかすり傷なんて気にせずガンガン使いこなせます.
ドイツ車なんかは毎年少しずつ改良が加えられモデルチェンジ前の最終型が、一番良いなんて話がありますが、このポリカーボネイトモデルも同じ.さらに安い.魅力的です.

古い車を綺麗にレストアして、いい状態で乗り続けるイメージに近いかもしれません.
多くの人は、今回のモデルチェンジでMacbook pro 13 inchや、安くなったMacbook Airを購入する方が多いのではと思いますが、私は敢えてWWDCではスポットライト浴びなかった「White Macbook」にしようかと考えています.

メモリー8GB,SDDに換装して、まるで「羊の皮を被った狼」仕様の快速Macにチューンするのも楽しみです.




↑ 現在のMacbook (pro&Air)シリーズにも採用さている、浅くて軽いキーボードが最初に採用されたのはこのMacbookでした. 使い込めば当然汚れるけれども、そうして愛着が沸いてくるのかもしれません.アルミのカラーを見慣れてしまった今、この全身「白」が新鮮です.











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